こんにちは、てぃらのです。
前回ラップバトル初心者に向けてルールや勝敗についての説明を行いました。
ここで、このような疑問を持たれた方がいるかと思います。

ルールはわかったけど、どのバトルを見ればいいの?
というわけで今回は、そんなルールを理解したあなたにおすすめのMCバトル7つを紹介します!
ただバトルを並べるだけでなく、そのバトルの注目ポイントをまとめたのでぜひご覧ください!
はじめに
今回の7つのバトルを選ぶ際に意識したのはこちらのポイントです。
- わかりやすい凄さ
- ラッパーのカッコよさ
- 何度も見たくなる中毒性
- YouTubeで公式に上げられているもの
タイトルにもある通り、今回は初心者向けに比較的有名なバトルをご紹介します。
初心者の方はもちろん、たくさん知っているという方も「こんなバトルあったなぁ」と懐かしみながらご覧ください!
おすすめのバトル7選

今回のバトルはすべてYouTubeに公式で載せられているものを選んだのですが、UMBのYouTubeが8月23日に垢BANされ見れなくなってしまいました。
しかし、もともと公開されていたものなので後に再び投稿されると信じて紹介します。
動画が復活した際には改めてリンクを貼りたいと思います。
【追記:2022年5月13日】前YouTubeチャンネルが復活しました!
ただ、UMBの新しいチャンネルでも同じバトルが上げられているため、そちらを掲載しています。
R-指定.vs.DOTAMA
まず一戦目はUMB2014のR-指定vsDOTAMA戦です。
今やCreppy Nutsとしてテレビに出まくっているR-指定と、太田プロに所属し徐々にメディア露出の増えているDOTAMAのバトル。
この二人は過去に何度も対戦しているのですが、特におすすめしたいのが2014年のUMBでのバトルです。
少し背景をまとめると、
- R-指定がUMB2012、13と連覇し今年を獲ると三連覇。誰がR-指定を止めるのかという構図になっている大会がUMB2014
- UMB2013の決勝がR-指定vs.DOTAMAであり、前回大会の決勝がベスト16で当たっている
- ちなみにUMB2011の1回戦でもR-指定vs.DOTAMAというカードが当たっており、その際はDOTAMAが勝利している
という少し複雑ですが、ヘッズからするととても熱いカードになっています。
おすすめポイントは以下の3つです。
- 韻、フロウ、バイブス、アンサーすべてが詰まったバトル
- 今は見れない殺気立った2人
- 延長1バース目のR-指定
前回の勝敗の決め方についての記事で韻、フロウ、バイブス、アンサーが大切だと述べたのですが、このバトルにはすべてが詰まっています。
特にすごいのが延長1バース目のR-指定のフロウです。
R-指定といえば韻がすごいというイメージを持つ人が多いですが、このバトルを見ると韻だけじゃないということがよくわかると思います。
先攻1バース目でビートを聞いてすぐにあのフロウをしているという点に注目しながら見てみてください。
鎮座DOPENESS.vs.黄猿
二戦目は戦極6章の鎮座DOPENESSvs黄猿のバトルです。
- 2人のフロウの違い
- 鎮座DOPENESSの変幻自在なフロウ
この二人はビートの乗り方がとても上手なのでフロウ勝負になっており、バトルというよりセッションという感覚に近いです。

MCバトルって相手をディスったり
するから嫌い
と思っている方にはぜひ見てほしいバトルです。
ちなみに映像を見て分かるようにこのバトルは少し前に行われたもので、
鎮座さんはしばらくバトルに出ていなかったのですが2020年に帰ってきました。
こちらのMAKA戦も中毒性が高いものとなっているのでぜひご覧ください。
裂固.vs.Lick-G
三戦目は第9回高校生RAP選手権の裂固vsLick-Gです。
- 高校生の二人のMCバトル
- 即興の韻の踏み合い
この大会は名前の通り全国の高校生の中でMCバトルの日本一を決める大会で、全16回行われてきました。
その中でも一番レベルが高いと言われているのが第9回です。
二人とも高校生とは思えないほど頭の回転が速く、大人顔負けの実力を持っていることがわかります。
初めて見たMCバトルがこの試合だったという人も多く、多くの人に影響を与えたバトルなのでぜひ一度ご覧ください。
CHEHON.vs.句潤
四戦目は真ADRENALINEのCHEHONvs句潤です。
- 二人の音楽性の高さ
- 生バントとのセッション
- 特に1本目のバトル
この大会ではDA-Dee-Mixの生バンドのビート演奏が特徴なのですが、このバトルはその良さが非常に出ています。
「即興でここまでバンドに合わせられるのか!」と驚くこと間違いなしです。
また、このCHEHONという人物なのですが、実は彼はラッパーではありません。
彼はレゲエDeejayとしてMCバトルに参加しています。
また、レゲエDeejayの特徴として自分の持ち歌をバースの中で使って戦います。
彼の代表曲である「みどり」や「韻波句徒」は聴いたことがあるという人もいるかもしれないので、ぜひ一度聴いてみてください!
MU-TON.vs.FORK(ICE BAHN)
五戦目はKOK vs 真ADRENALINEのMU-TONvsFORKです。
- 韻vsフロウのぶつかり合い
- バイブス満タンのMU-TONと冷静なFORK
- お互いの3バース目
このバトルは最近行われたものなのですが、ベテランで自然にたくさんの韻を踏むFORKと音楽性で魅せるMU-TONのぶつかり合いがとても熱いです。
中でも両者の3バース目は一度聴いたら忘れないようなバースでとてもカッコいいです。
また、FORKさんはこのようなバトルに出ることが久しぶりであるので、その盛り上がりも含めながら見てみてください!
R-指定.vs.GOLBY
六戦目はADRENALINE2014のR-指定vsGOLBYです。
- 延長の8×8のバトル
- 2人のスタミナと韻の踏み合い
六本目にして再びR-指定のバトルです。
この試合は延長のバトルがおすすめです。
なぜ延長なのかというと、なんと8小節を8本やるからです!
ここまで長いバトルをやりながらグダらずにお互い韻を踏み合えるのはさすがとしか言えません。
R-指定.vs.晋平太
ラスト、七戦目はUMB2010のR-指定vs晋平太です。
- 即興の韻の踏み合い
- 若いころのR-指定
- 10年前のバトル
最後もR-指定のバトルです。
やはりMCバトルを語るうえでR-指定は外せません。
相手はR-指定が一番フリースタイルがうまいとも認めた晋平太。
10年前のバトルながらいまだに語り継がれる伝説のバトルです。
また、この約9年後にADRENALINEで再戦するのですがその時のバトルも合わせてご覧ください!
おわりに
今回は初心者の方におすすめのバトルを7つ紹介しました。
今後もヘッズの方に向けた記事もたくさん投稿していきます!
日本語ラップ等のことを適当につぶやくアカウントはこちらなので興味を持った方がいらっしゃればぜひフォローお願いします!
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